人を知る

業界も会社規模もさまざまなお客様のシステム開発に携わることで、幅広い経験と知識を持つSEとして勉強中。将来は、あらゆる要望に対応できる一流の技術者になるのが目標です。

エクシーズに入社してよかったことを教えてください。

よかったと思うことは、エクシーズが「新しさへの挑戦」を後押ししてくれる企業だったことです。

例えば、IT業界のトレンドであるAI・IoT・XR(AR/VR/MR)を学ぶ社内勉強会が定期的に開催されており、誰でも参加することができます。毎回参加していますが、個人で最新技術を習得するのはなかなか難しく、先輩や同僚たちと体感しながら学べる環境は若手にとってうれしい限りです。

社内勉強会は、まだ試行錯誤の段階ではありますが業務として認められています。「新しさへの挑戦」を応援する経営陣の思いが伝わってくるので、こちら側もやる気が出ます。他社で働くSEの友人達に聞いてみたところ、このような取り組みはあまり行われていない様で、色んなことをやらせてもらえるエクシーズらしさの一つだと思います。

まだまだ勉強中ではありますが、AIなどの新しいノウハウを蓄えて、お取引先や新規顧客によりよいものを提案していきたいです。会社設立から30年近く築いてきたお客様との信頼関係に、これらの最新技術が加わればエクシーズのさらなる「強み」になるという構想を描いています。

ほかにも、社外勉強会やセミナーにも業務として参加できますし、資格取得時にお祝い金が支給される報奨金制度などもあります。社会人になった後もどんどん成長できる環境があります。欲張りかもしれませんが、安定感を持ったまま挑戦ができる企業に出会えたという感じです。

エクシーズのどんなところに魅力を感じ、志望しましたか?

エクシーズなら「自分自身を成長させられる」「力をつけることができる」と考えたからです。受託開発が得意で大企業とも取引できる技術力に魅力を感じました。

就活中は、住み慣れた福岡で生活したいと思い、勤務地と仕事内容を軸に就職先を絞りました。企業規模は様々で2〜3人の零細企業から大企業まで数多くの会社説明会に参加したのを覚えています。そのなかでも必ず社長が参加して丁寧に説明してくれるエクシーズが印象に残りました。学生が企業トップの話を直に聞ける機会はあまりないので、学生にも向き合ってくれる企業だと感じましたね。社長の話の後に技術者も説明会に登場し、開発現場のリアルな話を聞けて良かったです。

どんな仕事に取り組んでいますか?

入社1年目から趣味で学んでいたXR技術(VR/AR/MRの総称)やエンジニアコミュニティでの活動実績が認められ、新技術研究開発チームXIA(Xseeds Institute of Advanced Technology)を立ち上げました。当初は通常業務と掛け持ちしていましたが、今ではXIA専任担当に任命され、研究開発に取り組んでいます。

 XIAの主な活動は最新技術動向の調査と技術の習得、デモコンテンツの作成、社内勉強会の運営です。また、エンジニアコミュニティの勉強会やイベントへ積極的に参加し、さらに主催も行っています。その中でエンジニアをはじめ様々な業種の方と交流、デモコンテンツの展示などを通して、広報や営業のような役割も担っています。

XIAの研究対象はXRを軸としており、LookingGlassFactoryの裸眼立体視ディスプレイ「LookingGlass」、MicrosoftのMRデバイス「HoloLens2」とセンサーデバイス「AzureKinect」、FacebookのVRヘッドセット「OculusQuest2」などのデバイスを実際に使用しながら研究開発を行っています。

対外的には、福岡市主催イベントでのVTuber体験システムの開発・展示、福岡/東京/オンラインでの展示会出展、最新デバイスの体験会開催などを行いました。特にLookingGlassFactoryさんとは親密な関係を築け、リリース前の新製品体験会を世界最速で開催できました。XRという最先端技術に取り組んでいることを多くの方に知ってもらい、複数の引き合いを頂くことができました。

リモート化が進む中、非対面化を実現できるXR技術は非常に注目されています。VR/ARの一般化も進み、OculusQuest2をはじめとしたVR端末が普及、カメラアプリのARフィルターは当たり前に使われるようになりました。HoloLens2のようなMRデバイスもビジネス活用が進んでいます。遂に5Gの実運用も開始され、XR技術が当たり前になる時代はすぐそこまで来ていると私は考えています。※2021年2月時点のコメント

これから特に力を入れたいことはなんですか?

「いかに効率よく、少ない工程で、いいものをつくるか」を追求したいです。やり直しや回り道をせずに、ベストのシステムを組めればいいのですが、今はまだ技術力が追いついていません。コスト感覚を持って、もっと効率的に仕事に取り組めるようになりたいですね。

ほかには、お客様との技術的な認識のズレが発生しないようにしたいです。ですから、自分の常識や思い込みにとらわれず、手間を惜しまずにコミュニケーションをはかるように努めています。また、システムは5年、10年経つと古くなり、お客様からシステムの改修や機能追加を依頼されることがあります。その時に、違う技術者でも作業しやすくなるような分かりやすいシステムづくりを目指しています。

受託開発は様々な業種のお客様から依頼を受けるため、未知の業種・仕事に触れる機会が多いという特長があります。わたしが携わったホテル業界を例にあげると、まずフロントではどのような業務が行われているか? この専門用語の意味は? などの業界ならではの知識習得から勉強開始です。大変ではありますが、社会に存在する色々な業界を垣間見られるので、いつも新鮮な気持ちで仕事に取り組めます。

若手社員でも多様な経験を積めるのがエクシーズの特徴の一つです。今後は、ひとつの案件、ひとつの業務だけでなく、あるゆることに対応できる一人前の技術者になれるよう、これからも成長していきたいです。今、入社3年目(2018年現在)なので、5年目くらいまでにはひとつの案件をまかせていただけるよう、マネジメント能力も鍛えていきたい。それが直近の目標です。