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開発秘話

マネージャが語る開発秘話

家庭教師派遣などの教育サービスに関係する、スマホアプリやWebサイト、事務作業用システムを受託開発にて構築しました。その開発チームのマネージャであるJ.T.から、こだわりの機能や開発に込めた想いを聞き出します。

総務スタッフとして主に新卒採用を担当。他にも入社時の手続き・残業時間の管理・健康診断の手配など、社員のサポート役も務めています。

主に受託開発の案件を手がける第一システム部のマネージャー。システムのレスポンスタイム(処理速度)の速さには、こだわりを持っています。

スマホアプリ作成への挑戦が新鮮でした

今回のシステムは、ひと言で表現できないほど多岐に渡っていましたよね。主なところで言えば、家庭教師と生徒の情報を管理するスマホアプリ、家庭教師募集のWebサイト、生徒の情報や営業日報を登録する事務作業用システム、といったところでしょうか。

そうですね。複数のシステムを同時に構築する案件でしたね。そのため、プロジェクトのメンバーをシステムごとにグループ分けして、要件定義・設計・テスト・リリースといった一連の流れをトータルに進めていきました。特に印象的だったのはスマホアプリの作成です。エクシーズとしてもまだ経験の少ない分野でしたから、ノウハウが蓄積されていませんでした。あれこれ調査しながら手探りで作成したのは大変であり、楽しくもあり、挑戦のしがいもあったことが記憶に残っています。

Microsoft社「Azure」で、99.9%以上の確率でデータを守る

今回のお客様は、もともとIT技術に興味をお持ちでしたね。社内にもシステム担当者がいらっしゃって、Microsoft社のクラウドサービスである「Azure」と「VisualStudio2013+Entity Framework」を使ったシステムにしたいというオーダーがあったんですよね。

そうなんです。そこで私たちは「Azure」と「VisualStudio2013+Entity Framework」に対して親和性の高い、Microsoft社のクラウド型データベースサービス「Azure SQL Database」を提案しました。ファイルの保存場所には「Azure」のサービスである「Blob Storage」、プッシュ通知のエンジンも「Azure」のサービスである「Notification Hubs」を選択したことは親和性だけでなく管理ツールを一元化できるメリットもあって正解だったと思います。

「Azure」のおかげで、データの保存についての安全性もかなり高まりましたね。

そうなんです。ゾーン冗長ストレージ (ZRS)を採用した「Azure」のデータは一拠点のデータセンターだけでなく、遠隔の三拠点のデータセンターへバックアップされます。そのおかげで停電や地震や水害などの広範囲な災害が発生しても、年間 99.9999999999%(トゥエルブ ナイン) 以上の確率でデータが守られます。最新のIT技術でよりよい環境をつくりたいというお客様だったから、私たちの提案も受け入れられやすかったですね。

1秒でも早く、レスポンスタイムを縮めたかった

今回のプロジェクトでは「お客様ができるだけ使いやすいシステムをつくる」という観点のもと、積極的に意見や案を出すように心がけ、業務改善に努めたそうですね。特にレスポンスタイム(処理速度)に関しては、田代さんもかなり試行錯誤されたとか?

テレフォンセンターのオペレーターが、生徒の保護者などから電話で問い合わせを受け、生徒の記録をPC上に呼び出すまでの時間短縮が重要でした。これを高速化し、電話の向こうにいる方を待たせないようにしたいと思いました。

かなり改善されて、お客様に喜ばれたんですよね?

何度も改善や見直しを重ねて、入力から情報の呼び出しまでに要する時間を7秒から1秒に短縮できました。オペレーターの方は、ほぼタイムラグなしで、受け答えできるようになったのではないでしょうか。どの案件に関しても言えますが、個人的にレスポンスタイムに妥協をしたくないんです。しかし、ハード的や技術的な限界、コスト面の問題もあるので、いつもかなり苦労しています(笑)。

お客様をファイル探しの重労働から解放できました

今回のシステムはお客様に非常に貢献できたのではないでしょうか。システム導入前は、紙の記録ファイルが大量に保管されている状態でしたよね。

そうですね。オペレーターの方が電話で問い合わせを受けたら、一度電話を切って、記録のファイルを倉庫へ探しに行くという…。生徒数は1000人以上だから探すのが大変で、長い時は数十分の時間がかかることもあったとか。

システム導入後は記録の表示まで1秒ですから、オペレーターのみなさんも、電話の度にファイルを探し出す重労働から解放されたでしょうね。

システムのチカラで、大変な仕事やあまり楽しくない仕事を世の中から減らしていけるって、とても嬉しいですね。それに、これまでファイルを保管してきたスペースも相当な広さで、そのスペースにかかるコストも削減できたのだから、システムのチカラは大きい。

他にも、家庭教師になりたいという学生の応募が増加したそうです。郵送していた履歴書を、スマートフォンのカメラとWebから登録・応募できるので、とても楽になったそうです。採用時も履歴書の情報を再度入力しなくて済む上、生徒の家に近い家庭教師を自動でピックアップする機能もあり、便利になったと聞いています。

受託開発はシステムがお客様の業務をどう変えるか?を見届けることができる

受託開発の仕事は、まさに今、話していたように「自分たちのシステムがお客様の業務に組み込まれていく過程と結果」をこの目で確かめられる点が、非常に面白いですね。お客様の会社の困っている所を、お客様が直接説明してくださって、それを改善する方法を考えるチャンスをいただけて。さらに私たちのシステムでどのように改善されたのかまで、見届けることもできる。その達成感や喜びは、受託開発ならではだと思います。

当社のようなシステム会社は、お客様の新しい業務の形をつくることもあるんですね。

はい。提案した設計書と新しい業務フローを見ていただいた時、お客様から笑顔で「これは良いですね!」と言ってもらえると、頑張って良かったなと、こちらまで笑顏になります。

時には残業で帰りが遅くなる日もあるみたいですが、良いシステムができあがるとやっぱり嬉しいものですか?

それはもう疲れも吹き飛びますね!良いシステムを作ればお客様と長くお付き合いできることが多いです。これからもより良いシステムを構築できるよう、頑張っていきたいと思います。

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